【ボート】篠崎仁志、兄弟同時GP参戦へCCで大勝負

 「チャレンジカップ・SG」(22日開幕、大村)

 年末の大一番出場を懸けた戦いが繰り広げられる11月。22日からは長崎県の大村ボートで「SG・第19回チャレンジカップ」と「G2・第3回レディースチャレンジカップ」が開催される。グランプリへの兄弟同時出場を狙う篠崎仁志(28)=福岡・101期・A1=と、初のクイーンズクライマックス出場を目指す魚谷香織(31)=福岡・96期・A1=らが最後の勝負駆けに挑む。

 ボート界初の快挙へ向けて篠崎仁志が大勝負に挑む。SG・グランプリ(12月20~25日・住之江)は、今大会終了時点での賞金上位18人が進出するが、ここまで確実に賞金を積み重ねて出場圏内につけている。

 兄の篠崎元志はF休みでチャレンジカップを欠場するが、ベスト18入りは確実な状況。仁志が年末の舞台に初出場を決められれば、史上初の兄弟同時グランプリ参戦となる。元志は10月に開催されたダービーの前検で報道陣に囲まれて「1年でも早く兄弟でグランプリに出たい。今年はチャンスだと思う」と話していたが、ボートファンの思いも同じだ。

 兄の“エール”に応えるかのように、仁志は9月のG1・多摩川周年を優勝すると、10月のからつMB大賞でG2初Vを飾るなど、秋を迎えて調子は急上昇している。人気と実力を兼ね備えたボート界最強ブラザーズが、年末の住之江で競演を果たすためには、仁志が大村で大暴れするしかない。

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