【競輪】ガールズ復活後初カップル直撃

 今回は広島支部所属の田口守(26)=94期、三輪梓乃(22)=102期=が登場。この2人は2012年7月にガールズケイリンが復活してから、初の競輪選手同士での結婚。出会った当時のことや現在の心境、これからの抱負などいろいろ語ってもらった。

  ◇  ◇

 -2人の出会いは。

 【田口 守(以下守)】12年12月の平塚F1の開催で初めて競走が一緒になり、自分が一目ぼれしたのが始まりです。その後は知り合いに紹介してもらって食事とかしました。

 【三輪梓乃(以下梓乃)】最初は意識してなかったけど、徐々にひかれていって、自然と付き合うことになりましたね。でもまさかあの開催に結婚相手がいたとは…。今考えるとビックリです。

 -そして付き合って約1年後の昨年4月26日に結婚。現在はどんな心境、生活。

 【守】2人とも競走があるので一緒に生活しているのは、だいたい月に2週間くらいですね。だから付き合っているときの延長みたいな感じ。一緒にいるときは普通の夫婦と変わらないと思います。

 【梓乃】私自身は充実した生活を過ごせてます。旦那なら何でも相談できるので、競走のアドバイスをもらってます。成績が上がったのも旦那のおかげだと思ってます。ただほぼ1日中、競輪の話になるのだけはマイナスかなぁ~(笑い)。

 -練習は一緒に行っているのか。

 【梓乃】練習グループが違うので、バンクでの練習は一緒にやってないけど、街道練習は一緒にやってます。「スピードを上げて」とか私のやりたい練習をさせてもらっているので助かっています。調子のバロメーターが分かりやすいのもメリットになっています。

 -田口選手は秋田から広島に移籍して1年になる。

 【守】今でもそうだけど、環境にはまだ慣れてないですね。地名を言われても全然ピンとこなくて…。ただ、成績が落ちたのはフレームが原因。フレームを替えた最近はやっとレースできる感触が出てきました。

 -同じ競輪選手同士なら、お互いのレースは意識する。

 【守】4月の四日市ナイターみたいに同じ開催になると意識するけど、1人で競走に行っているときはあまり意識しないですね。「頑張っているなぁ~」と思うくらい。ちなみに嫁を一言でいうと“不真面目”かな。練習量は少ないし、センスだけで結果を残しているみたい。自分は秋田にいたときよりやってるんですが…。これからは嫁を鍛え上げますわ~(笑い)。

 【梓乃】よろしくお願いします…。私は結構意識しますね。私と違って自力型なので、対戦相手に想定しながら見ています。参考になることが多いし、やっぱり長い距離を踏めるので尊敬します。

 -ガールズケイリンが復活してから初めての競輪選手同士の結婚。第一人者として、今後の抱負を。

 【梓乃】結婚して1年がたち、ようやく競走と私生活のオンとオフを使い分けられるようになってきた。それだけにこれからは2人とも、もっと結果を出せるはず。最終的な目標はやっぱり大きなレースに一緒に出たい。そして2人の名前を一番最初の欄に残したいですね。

 【守】自分もやっぱり大きなレースに出たい。そのためにも30歳までにはS級に上がりたい。

 -最後に結婚して良かった。

 【守】もちろんです。結婚してくれてありがとう!!

 【梓乃】ホント旦那で良かったと思ってます。大好きです。

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