【宝塚記念】迫力満点!闘志まんマンボ

 「宝塚記念・G1」(29日、阪神)

 05年スイープトウショウ以来の牝馬Vを狙うメイショウマンボは19日、栗東CWで併走先着。迫力満点の動きを披露し、出来の良さをアピールした。また、トーセンジョーダンは栗東坂路で快走。こちらも上昇ムードだ。

 階段をまた一つ上った。次週の宝塚記念に挑むメイショウマンボが、栗東CWで躍動。完全復調を強く印象付けた。僚馬シンゼンレンジャー(5歳1600万下)を6馬身追走。鞍上がアクションを起こすと、G1・3勝馬の闘志に火がついた。極上の反応で瞬時に加速。瞬く間に前に出ると、勢いを保ったままゴール板を駆け抜け2馬身先着した。

 「並びかける時の迫力がすごかったですね。折り合った状況から瞬発力を出せるように、と考えていましたが、予定通りの動きだったと思います」。シンゼンレンジャーに騎乗していた飯田祐師は、パスしていくマンボの迫力に圧倒された、という。

 6F82秒1‐37秒5‐11秒9。刻んだラップは計算通り。反応も文句なし。状態は着実に上昇している。

 指揮官の視線は熱を帯びてきた。「いつも3走目は、すごくいい状態になってくれる馬ですからね。春の3戦の中では一番いいと思います」。休み明け3走目にして望んでいた体調を手にした。05年のスイープトウショウ以来となる牝馬Vを目指す。

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