【ダービー】イスラ気合の一番乗り

 「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)

 堂々とした立ち振る舞いに、G1馬としての貫禄がにじむ。イスラボニータは5月31日の午前4時30分に美浦を出発。出走馬の中で一番乗りとなる同6時30分過ぎに決戦の地へ到着した。ゆっくりと馬房に収まった皐月賞馬の姿に担当の佐藤助手は「落ち着いていますし、何事もなく順調です。1泊して臨むのは共同通信杯(1着)の時と同じパターンですよ」と穏やかな笑顔で説明する。

 “E3‐1”の馬房は東スポ杯2歳S、共同通信杯を勝った時と同じだ。「せっかくだし、(JRAに)お願いしました。静かで雑音も少ない場所でしたし、同じ感じでいこうと」。馬のために、やれることは全てやる。これまでもそうして結果を残してきた。慣れ親しんだ相性のいい場所を確保し、刻一刻と迫る大一番へと備えた。

 皐月賞では初の中山コース、右回り、10F戦と未知の条件を全て克服。「右回りとか、僕は全く気にしていませんでしたけどね」と涼しい表情を見せる。今回も初の2400メートル戦にはなるが、舞台は4戦4勝と無敗を誇る得意の府中。「“初めて”は、今回の方が少ないですからね」と自信をのぞかせた。

 午前と午後に厩舎周辺の引き運動を行い、2冠獲りへ体調を整えた。「皐月賞(当時)よりも精神的に大人になりました。レースは乗り役さんに任せています。何とか無事に馬が頑張ってくれたら、それが一番いいですね」。11年に誕生したサラブレッド7123頭の頂点へ‐。史上23頭目となる春2冠、皐月賞&日本ダービー制覇を成し遂げてみせる。

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