【ダービー】オンリーあとはノリに託す

 「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)

 5月31日午後4時前。馬運車からワンアンドオンリーの光り輝く馬体が姿を現した。昨秋の東スポ杯2歳S(6着)以来、約半年ぶりの府中。馬房に入ると、落ち着いた様子ですぐにカイバに口をつけた。甲斐純也助手は「輸送はスムーズにいきました。おとなしいし、いつもこんな感じ。最近は関東圏の競馬が続いてますからね。本当に充実しています」と言い切った。

 皐月賞は4着に終わったが、メンバー最速の上がり3F34秒3の末脚で追い込み、大一番への手応えをつかむ走りを披露。「皐月賞の時も状態は良かったけど、それを維持できている感じですね」と状態面に太鼓判を押す。「あとはジョッキー(横山典)に任せるだけ。とにかくここまで無事にこられて良かった」とうなずいた。

 これまでダービーに19頭を送り込み2着が4回。定年まで今年を含めてあと2回のチャンスしか残されていない橋口師の初参戦は90年のツルマルミマタオー(4着)だった。同馬を担当したのが父の故・甲斐正文厩務員。当時、純也助手は小学生だった。「馬運車で東京まで来てスタンドから見ました。あれが初めて見たダービーですね」と懐かしそうに振り返る。

 あれから24年‐「ぜひ先生(橋口師)に悲願のダービーを獲ってもらいたい。そのために、前走後から厩舎一丸となってダービーを獲るためにやってきました。先生も定年が近いですからね」。天国の父、そして指揮官とともに大きな夢を実現してみせる。

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