【兵庫GT】バレンチノ砂重賞初制覇

 「兵庫ゴールドトロフィー・交流G3」(28日、園田)

 3角手前で先頭に立ったトップハンデのドリームバレンチノが、高知のエプソムアーロンを4馬身ちぎって圧勝。ダートの重賞制覇は初めてで、重賞通算3勝目。鞍上の岩田康誠は、08年のスマートファルコン以来、このレース4勝目。1番人気のエーシントップは5着に沈んだ。

 ダート適性の高さを圧勝劇で証明したドリームバレンチノ。向正面手前から一気に動いた鞍上の岩田は「(前走のJBC2着で)力のあることは分かっていた。59キロの斤量をどれだけ克服できるか、という気持ちでレースに臨んだ。本当に期待通り強かった」と、パートナーを大絶賛した。

 スタート直後から3頭が横一線の先行争い。主導権を握ったのはティアップワイルド。やや出遅れ気味のエーシントップも手綱を押して2番手まで進出。先団の後位からレースを進めたバレンチノ。エプソムアーロンは中団の内々回りでレースを進める。前半超ハイペースの流れに。向正面手前から一気に動いたバレンチノ。「2コーナー回って勢いに乗せたら馬が勝手に行ってくれた。ゴーサイン出したら速い脚があった。自分でもびっくりした。3角では本当に楽だった」と、鞍上は早々と勝利を確信した。

 3走前のスプリンターズS、6着後からダート路線に矛先を向けた陣営。今後は、根岸S(来年1月27日・東京)から、ダート界の頂点を目指し、フェブラリーS(2月17日・東京)に挑む。

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