【東京ダービー】スプリント2冠達成

 「東京ダービー・S1」(4日、大井)

 ハッピースプリントが重賞6連勝で2冠を達成‐。1冠目の羽田盃を5馬身差で圧勝したハッピースプリントが、今度は2着に4馬身差の完勝。3番手から抜け出し、単勝オッズ1・1倍の断然人気に応えた。羽田盃、東京ダービーの連覇は史上25頭目。2着には6番人気のスマイルピースが食い込んだ。

 1・1倍の断然人気に支持されたハッピースプリントが、羽田盃に続いて東京ダービーも危なげなく制覇。2011年のクラーベセクレタ以来となる2冠馬が誕生した。

 レースはエスティドゥーラがハナを切り、スマートバベルが2番手。その後位で3番手の絶好位をハッピーが追走した。4角からスパートして一気に先頭へ躍り出ると、力の違いを見せつけて後続を振り切った。

 鞍上の吉原寛は「自分でもびっくりするくらい泣いています」と歓喜に浸った。追い切り後の会見では「ダービージョッキーになりたい」と必勝宣言。有言実行を果たすと、「夢のダービージョッキーになれたのも皆さまのおかげ」と見届けたファンからの大声援に酔いしれた。

 管理する森下淳師は「ほっとしました」と胸をなで下ろした。この中間はこれまでとは違い、不安を感じながらの調整過程。それだけに、2冠達成で肩の荷が下りたのだろう。

 指揮官は「次も楽しみな走りをしてくれました」と次走のジャパンダートダービー(7月9日・大井)に期待を膨らませた。JRA勢が相手となるが、全日本2歳優駿で中央勢は一蹴しているハッピーだけに、どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。

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