【函館記念】ヘイロー好調キープ

 「函館記念・G3」(14日、函館)

 夏の主役に躍り出る。小雨がパラつくなか、トウケイヘイローは10日、リズミカルなフットワークで函館Wを単走。鞍上の合図で鋭くしまいを伸ばすと、5F68秒1‐39秒1‐12秒5を計時した。騎乗した荻野要(レースは武豊)は「良かったです。ラストの反応も問題ない。いい状態で競馬に向かえそう」と納得の表情を浮かべた。

 見届けた清水久師も満足そうな笑みをのぞかせる。「いつも通りの動きで安心しました。(4走前に)骨折からの復帰後は、これまで出来落ちを一度も感じたことがない。ずっと好調をキープしていますよ」と仕上がりの良さを強調した。

 アッと言わせた前走の鳴尾記念での逃走V。名手・武豊の好騎乗で未知の2000メートルを克服するとともに、サマー2000シリーズへの扉をこじ開けた。札幌記念(8月18日・函館)参戦も見据え、力の入る一戦になる。「パワータイプなので洋芝は合う。ハンデ(57・5キロ)は重いけど、斤量で泣くタイプではないし、楽しみですね」と指揮官は腕まくり。充実の4歳馬が、勢いに乗ってサマーチャンプを目指す。

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