【皐月賞】リチャード好感触で充実一途

 「皐月賞・G1」(14日、中山)

 充実一途だ。コパノリチャードは10日、栗東坂路で藤岡康(レースは内田博)が騎乗してビーマイラブ(3歳500万下)と併せ馬。力強い動きで4F54秒4‐40秒1‐13秒2をマークして先着した。「指示通り。ピッタリ。デビューから右肩上がりで使えているので何も変わったことはしていない。動きは前走よりも良かったと思う」。宮師は力強くうなずく。感触を確かめた藤岡康も「ちょうどいい感じの時計。馬の後ろで折り合えた」と満足げに好感触を伝えた。

 圧倒的なスピードで500万下を勝ち上がり、続く重賞のアーリントンCも2番手からの抜け出し。2連勝を決めたが、マイルを超える距離は未経験だ。「ゲートセンスがいいからハナか番手になるだろう。距離はやってみないと分からないけど、持ってほしい」とトレーナーは力を込める。

 デビューから4戦3勝、連対率も100%を誇る。「底は見せていない。ゴールで一杯になるんじゃなくて最後は流す余裕があるから。距離は持つと思う」。父ダイワメジャーとの父子制覇へ‐。クラシック初参戦となるオーナーの“Dr.コパ”こと小林祥晃オーナーの期待を背負い、“速い馬が勝つ皐月賞”をスピードで圧倒する。(井上達也)

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