【桜花賞】クラウンロゼ無傷の女王だ

 「桜花賞・G1」(7日、阪神)

 今にもはじけそうな勢いだ。前日に続き真っ青な空が広がった5日朝、栗東CWへ脚を踏み入れたクラウンロゼは気合満点に駆け抜けた。「いやあ、押さえ切れないほどで焦った」と谷中助手は苦笑い。それでも、出張厩舎へ戻ればおとなしいもの。落ち着いた雰囲気で引き運動をする姿を見つめながら「だいぶ戦闘モードに入ってきたね。あとはこのまま送り出すだけだよ」とうなずいた。

 デビューからポンポンポンと3連勝。前走は差す競馬にも難なく対応してみせた。史上7頭目となる無敗での桜冠奪取へ、2枠3番から発進。「(雨予報の)天候や馬場を考えるともう少し外が良かったけど、スタートが速いし、ジョッキーも分かっているはず。ベストの場所で競馬をしてくれるでしょう」と、三浦の手綱に信頼を寄せる。

 馬場悪化への対応力についても問題なしの構えだ。「乗った感じは、道悪でノメる感じはない。それに自分で走りやすいように歩幅を変えるんです。こんな馬は珍しい。感心するばかりだよ」と不安は見当たらない。

 父は10~12年に種付けを行っていないロサードで、母の父はヒシアケボノ。血統背景は極めて地味だが、持って生まれた競馬センスの良さで白星を積み重ねてきた。「理想的な体をしているし、バランスもいい。(父の父)サンデーサイレンスのいいところが出ているね」。父が獲得できなかったG1タイトルを、孝行娘がつかんでみせる。

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