「有馬記念・G1」(23日、中山)
2冠馬ゴールドシップが好気配を漂わせている。21日の朝は栗東CWでキャンター調整。グッと首を下げて、程良い気合乗りでコースを1周した。芦毛の馬体は、はちきれんばかりに充実。見るからに出来は良さそうだ。
動きをチェックした須貝師は「戦闘モードに入っているね。それでいて、けさはリラックスして走っていた。予定通りにきているよ」と青写真通りの調整に満足そうな表情を浮かべた。
古馬と初対戦。歴戦の猛者と相まみえるにあたり「(古馬を)なめたらいかんと思う。3歳同士の競馬とは違う」。勢いはメンバー随一といえども、油断することなく気を引き締めていた。