【有馬記念】ルーラー上昇!力強い伸び

 「有馬記念・G1」(23日、中山)

 ルーラーシップは12日、栗東CWでパートナーに後れを取ったが、しまいを鋭く伸ばして軽快さをアピールした。

 国内無冠返上に向けて上昇ムードだ。ルーラーシップがウィリアムズを背に栗東CWで、オールザットジャズ(愛知杯出走予定)と併せ馬。ゆったりとしたリズムで追走して、直線は内へと潜り込む。気合をつけられると、首を使って力強い伸びを披露。半馬身遅れたが、ラスト1Fは力強い伸びで6F83秒5‐37秒5‐11秒7を計時した。

 鞍上も「手応えは良かったし、道中はリラックスしていい感じ。併せ馬の相手が切れる馬だったから置いていかれて遅れたが、ゴール前の手応えもいいし、調子は良さそう」と好感触をつかむ。山田助手は「金曜日にジョッキーに乗ってもらって、ゲートを練習する予定。調教では大丈夫なんですけどね」と出遅れ癖の克服を願う。悲願の国内G1獲りへ、さらに状態を上げて年末の大一番を迎える。

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