【JC】ウィリアムズ「チャンスある」

 「ジャパンC・G1」(25日、東京)

 “打倒オルフェーヴル”だ‐。免許交付の手続きのため、21日に栗東トレセンを訪れたクレイグ・ウィリアムズ騎手(35)=オーストラリア=が、ジャパンC制覇へ意欲を見せた。ルーラーシップとは宝塚記念以来のコンビ。2着に敗れた悔しさは忘れていない。「この秋はもっと良くなっていると思っているからね。1頭強い馬がいるけど、この馬だって力がある」とやる気をみなぎらせた。

 研究熱心なウィリアムズは、天皇賞・秋のレースもチェック済みだ。「何度も見たよ。出遅れたのもあったからね」。力負けじゃないことを強調し、「きょうだいにも乗ったことがあるし、血統がいいのも、この馬が強いことも分かっている」と力を込める。「オルフェーヴルは3冠馬だし、有馬記念も勝っている。かなり強い馬だけど、負かすチャンスはあると思っている」。これまでに日本でG13勝を挙げる“豪腕”が主役の座を奪う。

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