【レパードS】ゴールド優秀な全体時計

 「レパードS・G3」(5日、新潟)

 迫力、集中力ともに申し分ない。1日、ダノンゴールドの最終追い切りは朝一番の美浦坂路。僚馬ダンスファンタジア(4歳1600万下)を2馬身後方に従えて発進し、余裕を残した手応えのまま並入でゴールを貫いた。

 4F50秒7の全体時計は、坂路での自己ベストに0秒1差に迫る速さ。「先週も併せ馬で攻めているし、これくらいでいい。いい動きだったな」と藤沢和師はうなずく。手綱を取った杉原(レースは蛯名)も「いい手応えでした」と同調した。

 古馬初挑戦の前走を、自ら積極的に動いて3馬身差で完勝。発馬して左へ行ったり道中で膨れるなど幼さを残していた以前とは違うスキのない内容に、指揮官は成長を感じ取る。「3走前の伏竜S(4着)あたりと比べても、随分と良くなっている。大型馬でしっかりしてきたんだろう。広い新潟に変わるのもいい」と口を突くのは前向きな言葉ばかり。重賞初Vの好機だ。

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