【よしもと芸人が書く!】第17回 祇園・木崎太郎
【よしもと芸人が書く! ~ゴーストライターは不要!!~】
◆第17回/祇園・木崎太郎「美しい笑い」
美と笑いは共存するのか。
お笑い芸人とは笑いをとるためには、どんな手段も選ばない。
人前で脱ぐし、乳首に洗濯バサミを挟むし、動物に噛まれたり、熱湯にも入る。そんな滑稽な姿ですら美しいと思わせることができるのか?
それを実現させようとしている男。
それが私、どうも、美と笑いの二刀流、祇園の木崎です。
私、木崎太郎(お察しの通り長男)は祇園というコンビを組み、関西で活動しております。
木崎と相方、櫻井からなる祇園は「よしもと史上初両方男前コンビ」であることを強調しておきたい。(ライセンスさんがいるではないかとのご指摘済み)
もうひとつ、よしもと史上初なのは我々の役割担当である。
相方、櫻井はボケ、ツッコミを担当し、木崎はルックス、人気を担当している。
現に木崎はよしもと男前ランキング2015では13位(去年の12位からひとつランクダウン)にランクインしている。
本音を言うとプロフィールも変えたい。
木崎太郎
担当、ルックス
血液型、美と書いて美型
趣味、俺、俺にハマってる
好きな食べ物、綺麗な女性
好きな色、何色でもいい、結局俺色に染めるから
好きな教科、君との保健体育
好きなスポーツ、馬術、もちろん白馬
嫌いなスポーツ、剣道、顔が隠れちゃうから
まっ、こんなとこだろう。ありきたりなプロフィールはもううんざりだ!これで木崎の自己愛を知っていただけるであろう!
ズバリ言おう!
木崎はモテるためにお笑いをしている。だから美しく笑いをとる必要がある。そして、唯一無二の存在になりたい。
腹を抱えて笑いながら抱かれたいと思われたい!そのためのセルフプロデュースには努力を惜しんでいない。本拠地である劇場に出るときは黄色い声援が出ることも多々ある。
しかし、そんなところで木崎は安定しない。もっと露出して、もっとモテたい。これを読んでる関係者は木崎を是非、使っていただきたい。これを読んでる読者のみなさまは木崎を応援してほしい。
そして本気で美しく笑いをとろうとしている木崎を生で見ていただきたい。
「あっ、美し面白い」と必ず思わせてやる。劇場でその日を待っています。
以上、顔面世界遺産こと祇園木崎でした。
【情報】
公演「ハクバノ木崎サマ新メンバーオーディション~あなたにとっての王子様はだれ!?~」(7月10日、19・00開演、大阪・よしもと漫才劇場)