土屋アンナ、甲斐監督に「嘘つきっ!」

 女優・土屋アンナ(29)の初主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」の公演中止トラブルで、原作者・濱田朝美さん(31)サイドから舞台化の許可を得たかどうかでもめている、舞台監督の甲斐智陽氏が6日放送のフジ系「ノンストップ!」に電話出演。トラブルの発端となった7月16日のパーティー会場で、土屋アンナから「嘘つきっ!」とののしられて怒鳴り合いになったことなどを明かした。

 プレミアライブ「舞台の成功をみんなで祝う会」と題して7月16日に行われたパーティで、アンナは濱田さんと初対面。濱田さんから「舞台を許可していない」などと書いた手紙を手渡された。そして、驚いて甲斐監督に詰め寄ったという。

 甲斐監督によると、「(アンナは)開口一番『嘘つきっ!』って、ね。で、言いたいこと言って帰っちゃいましたねえ」。甲斐監督も黙って聞いていたわけではなく、言い返した。

 「そこで怒鳴り合いみたいになっちゃったんだけど、僕も説明したんですよ。本人もいて弁護士もいて、僕と光文社の人間と4人で会って承諾をもらったんだから、と」

 7月22日にはアンナの実母で所属事務所社長の土屋眞弓さんと会い、5、6時間に渡って濱田さんから承諾を受けたいきさつなどを説明。「僕も(パーティーで)でかい声出したりしたことを謝るから、とにかく時間がないので(稽古に)来て下さい」と頼んだという。

 しかし翌23日、そして25日の稽古日にもアンナは現れなかったと、甲斐監督は製作サイドから見た今回のトラブルについて語った。

 製作サイドは7月29日に公演中止を決定した。

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