小学校・手芸で利用する「竹尺」が一部生産中止へ 理由は「国産竹材の不足と価格高騰」
手芸用品などを取り扱う日本紐釦(にほんちゅうこう)貿易社が27日、公式X(旧ツイッター)を更新。取り扱っていた竹尺(竹製の定規)の生産が年内をもって終了することを発表した。
同社は「【竹尺】の取扱い終了&代替品検討中のお知らせ」と題して、「当社で長年取り扱ってまいりました竹尺(たけじゃく/竹製の定規)シリーズにつきまして、国産竹材の不足と価格高騰の影響により、年内をもってメーカーにて生産終了となりました」と発表した。「当社の生地売場でもおなじみで、私たちスタッフも長年お世話になってきましたので、大変残念ではございますが、在庫限りで販売終了します」と知らせた。
残っている商品の在庫数については「今後の需要次第にはなりますが、現時点では来年の初め頃までは現在庫が持つ見込みです」と知らせた。 代替品の取り扱いは検討中であることも記し、最後には「上記型番以外の、他社メーカー取り扱い品は今回のお知らせの対象外です」と、あくまでも取り扱いメーカーの竹尺が生産中止であることを伝えた。
この発表にネット上も驚いた様子。「生産を辞めると技術も継承されなくなるので心配」「時代もあるのでしょうかね…」といった声や、「懐かしい 特に30cmは小学生の時姿勢が悪いと先生に背中に差し込まれていました」「小学校の時の未だにあってたまに使ってる… お世話になりました」と懐かしむ人の声が寄せられていた。
(よろず~ニュース編集部)
