松本まりか、初主演ドラマの役作りに意外なエピソード

 女優の松本まりかが7日、主演ドラマ「向こうの果て」(WOWOW)の完成記念スペシャル生配信に出演した。

 連続ドラマ初主演の松本は、自身が演じる主人公・池松律子について「いくつもの顔を持つ女」「ミステリアスな女性」の印象を持っていたと説明。役作りに悩んでいたところ、幼なじみの君塚公平役を演じた共演の俳優・松下洸平の何気ない一言に救われたという。

 松本は「洸平君が二人のシーンを撮影中に、待機場所にあったピアノをさらっと弾き出したんですよ。尾崎豊さんにすごく似ていたので『尾崎豊みたいだね』と言ったら、さらっと『I LOVE YOU』って言ったんです」と状況を説明。「律子と公平って、こういう感じだったのかなと発見できた。絶対に結びつかない二人の日常を、どうしてもイメージできなかった。洸平くんのしてくれたさりげないピアノ、『I LOVE YOU』と発言した光景が律子と公平の日常にダブって、律子が公平を愛している感覚はこういうことなのかなと」と明かすと、松下も「役作りのためにピアノをやりました」とおどけた。

 また、同作の各話タイトルが「○○な女」となっていることを受け、登壇者が「松本まりかは○○な女」と表現するコーナーも。内田栄治監督は「あざとくない女」とし、「取材とかで『あざとかわいい』と言われているが、むしろ逆。全て全力、リハーサルから全力。むしろ昭和っぽい」と明かした。その上で、松本が明かしたピアノのエピソードに触れ、「あそこでピアノを弾く松下さんの方があざとい」とジョーク混じりに語った。

 一方、松下は「ショートスリーパーな女」とし、松下が撮影期間中2時間ほどしか寝ていなかったと証言。松本が「極限状態だった」と振り返ると、松下は「それだけの状態でも現場ではあのパフォーマンスが出来る。とてもタフ」と称えた。

(よろず~ニュース編集部)

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