妻夫木聡主演のＴＢＳドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」は次回１４日が最終回となることが告知された。

　７日の第９話。レース中の落馬、故障に失明危機を乗り越え、ロイヤルファミリーと騎手野崎翔平（市原匠悟）が復活。Ｇ１未勝利から５歳イヤーの有馬記念を狙うことに。

　しかし有力馬主・椎名善弘（沢村一樹）の息子椎名展之（中川大志）が馬主として台頭し、３歳馬ソーパーフェクトで皐月賞、ダービー制覇。菊花賞は当然として、前人未到の無敗での３冠＆有馬記念制覇を照準に入れ、ロイヤルファミリーの前に立ちはだかった。

　一方で最終盤、父椎名善弘と、ソーパーフェクトの主戦を降ろされた騎手佐木隆二郎（高杉真宙）に、簡単に引き下がらない作戦があるようにも。

　前々回の第７話。良きライバルだったロイヤル総帥山王耕造（佐藤浩市）の病室を訪れた椎名善弘が、息子の馬主としての飛躍を願うも「簡単に負けるわけにいかない」と言って、山王耕造に「社長にひとつご相談が。私はまだ大人げないもので」と封筒のようなものを差し出し、不穏なＢＧＭが流れた。

　この椎名善弘の相談内容が、現状も未回収のまま。最終回のサプライズとなることが有力視される。

　山王耕造が所有し、息子中条耕一（目黒蓮）が相続できなかったロイヤルファミリーの父ロイヤルホープの種付けを申し入れたとの見方が浮上している。

　息子椎名展之が楽観視している菊花賞に、３歳あがり馬として父椎名善弘がホープの子と鞍上佐木隆二郎を擁して参戦してきて優勝→有馬はソーパーフェクト、兄ロイヤルファミリーとの大激戦となるとの予想も出ている。