最後まで芸への執念持ち続け…桂歌丸さん「笑点」卒業後の壮絶な2年間
落語家の桂歌丸さんが亡くなりました。晩年は入退院を繰り返す状態でしたが、呼吸器をつけたまま高座に上がり続ける執念を見せていました。人気番組「笑点」卒業してから亡くなるまでの壮絶な2年間を振り返ります。
公開日:2018.7.3
18日から食事ができず、39キロぐらいだった体重は「37キロぐらいに減っている」(関係者)という。
歌丸、腸閉塞でまた入院
体力的な問題もあり、手術ができるかは不明。脂肪がつけば腸が広がることから、医師からは「太ってくれ」と言われているという。
歌丸、腸閉塞でまた入院

腸閉塞(へいそく)で療養していた落語家・桂歌丸(79)が11日、東京・国立演芸場で行われた8月中席公演「桂歌丸噺家生活六十五周年記念公演」(20日まで)の初日に出演。今月5日に退院後、初の高座を務めた。
歌丸 執念の高座復帰50分長編熱演 36キロまで激ヤセも「桃の缶詰」で回復図る
退院直後は体重が36キロまで落ちたが、この日はトリで約50分の長編を熱演。「これからも真っすぐに落語道を進んでいきたい」と今後への思いも口にした。
歌丸 執念の高座復帰50分長編熱演 36キロまで激ヤセも「桃の缶詰」で回復図る
医師から増量指令が出ているものの、退院後も固形物はあまり受け付けず、関係者は「桃の缶詰ならのどを通るとおっしゃって、桃を食べていらしたようです」と必死の体調回復策を明かした。
歌丸 執念の高座復帰50分長編熱演 36キロまで激ヤセも「桃の缶詰」で回復図る
14日には80歳の誕生日を迎えるが、「もう年忘れます。80だろうが90だろうが」と意に介さず。「ゴルフもサッカーもできない。落語をやる以外何もできない人間ですから。新作もやっていきます」と、新作落語への挑戦も宣言した。
歌丸 執念の高座復帰50分長編熱演 36キロまで激ヤセも「桃の缶詰」で回復図る

落語家の桂歌丸(80)が25日、東京・国立演芸場で行われた落語会「国立名人会」に出演。今月14日から21日まで肺気腫のため入院していた歌丸は、ドクターストップを振り切っての退院だったと明らかにした。
歌丸“強行退院”だった ドクターストップ無視「医者はダメだと言うんですが」
「21日に、お医者さまと半分ケンカをして出て参りました。医者は退院してはダメだと言うんですが、無理に退院してきました」
歌丸“強行退院”だった ドクターストップ無視「医者はダメだと言うんですが」
