最後まで芸への執念持ち続け…桂歌丸さん「笑点」卒業後の壮絶な2年間
落語家の桂歌丸さんが亡くなりました。晩年は入退院を繰り返す状態でしたが、呼吸器をつけたまま高座に上がり続ける執念を見せていました。人気番組「笑点」卒業してから亡くなるまでの壮絶な2年間を振り返ります。
公開日:2018.7.3
50年間の思い出が一気に去来。「色んなことがありました。面白いこと、悲しいこと、悔しいこと。全部がごっちゃになって、頭に出てきたんですね。途端に涙腺が狂っちゃいました」と、涙の理由を口にした。
歌丸、「笑点」勇退 後任は昇太
日本テレビ系「笑点」の司会を約10年務めた落語家・桂歌丸(79)に対する文部科学大臣表彰の表彰式が31日、省内で開かれた。
桂歌丸 大臣表彰「いい思い出」
歌丸は「いい思い出になった。落語以外に何もできないので、落語一本でいきたい」と抱負を語った。
桂歌丸 大臣表彰「いい思い出」
古典落語の継承に取り組み、卓越した話芸で落語界に長年貢献してきたことが評価された。
桂歌丸 大臣表彰「いい思い出」
半世紀も出演し続けていた「笑点」からの卒業。高齢ということもあり体満身創痍…それでも、歌丸さんの「芸」への執念は衰えることを知りませんでした。
満身創痍、激ヤセ…それでも高座へ
落語家の桂歌丸(79)が27日、腸閉塞治療のため再入院したことを直筆署名入りFAXで発表した。
歌丸、腸閉塞でまた入院
歌丸は「また皆様のもとにすぐ戻ってまいります」と復活を誓った。
歌丸、腸閉塞でまた入院