最後まで芸への執念持ち続け…桂歌丸さん「笑点」卒業後の壮絶な2年間
落語家の桂歌丸さんが亡くなりました。晩年は入退院を繰り返す状態でしたが、呼吸器をつけたまま高座に上がり続ける執念を見せていました。人気番組「笑点」卒業してから亡くなるまでの壮絶な2年間を振り返ります。
公開日:2018.7.3
入院→退院繰り返し、そしてついに…。


落語家・桂歌丸(81)が24日、都内で行われた「第11回 落協らくごまつり」のオープニングセレモニーに登場。誤嚥(ごえん)性肺炎で一昨日の22日まで11日間、入院していたことを明かした。
桂歌丸が11日間の入院生活「死ぬかと思った。息が吸えなかった」 誤嚥性肺炎で
あいさつを行った際「1カ月に1回ペースで入院していて。今回も誤嚥性肺炎でおととい退院したばかり」と語ったもの。
桂歌丸が11日間の入院生活「死ぬかと思った。息が吸えなかった」 誤嚥性肺炎で
関係者によると、歌丸は今月12日午前3時ごろ、自宅で息苦しさを訴え病院に救急搬送された。誤嚥性肺炎と診断され、そのまま19日までの予定で入院した。病院の処置で症状は治まったが、大事をとって結局22日まで、入院治療した。
桂歌丸が11日間の入院生活「死ぬかと思った。息が吸えなかった」 誤嚥性肺炎で

これまで何度も肺炎が原因で入院してきた歌丸だったが。今回の症状はかなりキツかったようだ。関係者には「今回は死ぬかと思った。息が吸えなかった」と明かしたという。
桂歌丸が11日間の入院生活「死ぬかと思った。息が吸えなかった」 誤嚥性肺炎で
この日は、車いすに乗り浴衣姿で登場。元気な笑顔を振りまき回復をアピール。「今日は春風亭昇太のお嫁さんを募集します。年齢は下は60歳から上は117歳まで」など、変わらぬ話術で会場を盛り上げていた。
桂歌丸が11日間の入院生活「死ぬかと思った。息が吸えなかった」 誤嚥性肺炎で

