音楽界の大御所79歳 自伝的ドキュメンタリー制作へネトフリと26億円大型契約か
音楽界の大御所シェール(79)が、ネットフリックスと約1300万ポンド(約26億円)規模の契約に向けて最終段階の交渉を進めているという。1時間のエピソード7本から成るドキュメンタリーでは、シェールの結婚生活や華やかなキャリアを初めてカメラの前で振り返ることになる。配信は2026年を予定しており、延期されていた自伝「Cher: The Memoir」の第2部と同時期に公開される見込みだ。
関係者は「数か月にわたり交渉が続いていましたが、ついに合意に至りました。シリーズは彼女の人生の栄光と挫折を深く掘り下げる内容になります」と語っている。
自伝の第1部では、1964年に結婚し1975年に離婚したソニー・ボノさんとの関係が描かれていた。シェールはソニーとの間に息子チャズさん(56)をもうけ、夫婦として名声を得たが、ソニーさんは1998年にスキー事故で62歳で亡くなった。シェールはまた、ソニーさんが財務管理を行い、自分を「従業員」扱いしていたことを後に知ったと振り返っている。離婚後、シェールはミュージシャンのグレッグ・オールマンさんと再婚し、息子で歌手のイライジャ(49)をもうけたが、1979年に離婚。グレッグさんは2017年に肝臓がんで69歳で亡くなっている。
新シリーズでは、こうした波乱に満ちた結婚生活や音楽界での輝かしい歩みが余すところなく語られることになりそうだ。
