人気俳優27歳が性的暴行などの容疑起訴 所属事務所は契約解除との報道
英俳優マイケル・ウォード容疑者(27)が、2023年1月に発生したとされる事件に関連し、1人の女性に対する性的暴行などの容疑でロンドン警視庁により起訴された。マイケルは8月28日にテムズ治安判事裁判所に出廷予定となっている。
ロンドン警視庁のスコット・ウェア警視監は、「このような捜査は、通報者に大きな心理的影響を与える可能性がある」と述べ、被害女性への支援が継続されていることを強調した。
また、検察官キャサリン・バッカスは「被告には公正な裁判を受ける権利があり、報道やSNSでのコメントが裁判に影響を与えないよう慎重な対応が求められる」と呼びかけている。
マイケル容疑者は声明で容疑を全面的に否認し、「捜査には全面的に協力してきた。裁判を通じて潔白が証明されると信じている」と述べている。この件を受けて、所属事務所オリヴィア・ベル・マネジメントはマイケルの契約を解除したことが報じられている。
マイケル容疑者はネットフリックスドラマ「トップボーイ」でギャングリーダーのジェイミー役を演じて注目を集め、2020年には英国アカデミー賞ライジングスター賞を受賞。以降、「ブルー・ストーリー」「エンパイア・オブ・ライト」などに出演し、2025年にはアリ・アスター監督の風刺西部劇「エディントン」で主演級の役を務め、カンヌ映画祭にも登場した。
今後の裁判の行方と、マイケル容疑者のキャリアへの影響が注目されている。
