『ボヘミアン・ラプソディ』、世界興行収入が1000億円を突破!

 『ボヘミアン・ラプソディ』の世界での興行収入が9億ドル(約1000億円)を突破した。クイーンの歴史を題材にした同作は、昨年10月に初公開されたものの、興行収入がいまだに伸び続けていると20世紀フォックスとニュー・リージェンシーが発表している。

 ヴァラエティ誌によると、故フレディ・マーキュリーをラミ・マレックが演じた本作は、北米で2億1600万ドル(約250億円)を稼ぎ出したのをはじめ、北米以外でも6億8500万ドル(約750億円)もの興業収入を記録し、音楽の伝記映画としては歴代最高となるヒットを飛ばしている。

 すでに北米や英国での上映は終了しているものの、中国や日本では現在も上映中で、1億1400万ドル(約125億円)のチケットセールスを記録している。また英国で7100万ドル(約78億円)、さらに韓国では7600万ドル(約83億円)の興行収入を挙げており、製作費はわずか5000万ドル(約55億円)ながらも製作元のフォックスに莫大な利益をもたらしている。

 一方でアカデミー賞では、ラミが主演男優賞を受賞したのをはじめ、編集賞、録音賞、音響編集賞の4冠を達成し、ゴールデン・グローブ賞でも作品賞やラミの主演男優賞など高い評価を受けた。

 先月ディズニーに710億ドル(約7兆8000億円)で買収されたフォックスとしては、『アバター』『タイタニック』『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に次ぐ歴代4位となる大ヒットとなる。(BANG Media International)

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