W杯フィーバーで渋谷スクランブル交差点が大パニック DJポリスも口調強まる「死ぬかと思った」通行人も困惑
サッカーW杯北中米大会の日本-チュニジア戦が21日に行われ、日本は過去最高得点を挙げ4-0と圧勝した。日曜の昼間とあり、東京・渋谷スクランブル交差点は一時、交通が遮断されるほどの大パニック。“DJポリス”が声を荒げて注意する場面もあった。
ただでさえ大混雑する日曜昼の渋谷スクランブル交差点は、試合終了直後から、さながら歩行者天国のごとく人で埋め尽くされた。
試合開始1時間前の正午ごろから警備車両が複数配置され、試合終了の午後3時ごろには警備が本格化。50人以上の警察官が交通整備・誘導にあたり、横断歩道で列を作ってななめ方向への進行を禁じた。歩道にも一定間隔で規制線を張り、交差点直前までの進行をスムーズにする工夫を施した。
それでも群衆の勢いは収まることはなく、約1時間20分にわたって交差点中央で狂喜乱舞。チャントを歌ってハイタッチ、なりふり構わず路上に水をまく者や、肩車をして人波へ突き進む者など、大混乱の宴と化した。
沿道の車上から拡声器を持って誘導を促す“DJポリス”も交差点の対角線上に2人配置。DJも最初は「ご覧のように多くの方で盛り上がっております。どうぞ立ち止まらずお進みください」と優しい口調だったが、赤信号になっても撤収しないなど、過剰に激しさを増す人の渦に「肩車はおやめください」「皆さん、まわりを見てください。ドライバーの方が迷惑をしています」とだんだん口調が強まった。
終盤には「物を投げるのはやめなさい!」「水をまいてる方はただちにやめなさい!」などと強い口調で声を張り上げて制止。中には、あまりの激しさに「死ぬかと思った」とつぶやく通行人も。その後、警察は午後5時前に完全撤収した。
20代学生の男性は恵比寿のバーで試合観戦していたというが「この盛り上がりを肌で感じるために!熱が冷めないうちに!見たかった」と渋谷を訪れた理由を説明。共に観戦した20代会社員の男性も「日本優勝行けます!当たり前じゃないですか!」と大興奮だった。
