カンヌ受賞の岡本多緒「人生を変える1本」異例のスタンディングオベーションに感動 ふっくらおなかで登壇
俳優の岡本多緒が20日、都内で映画「急に具合が悪くなる」の公開記念舞台あいさつを、共演の黒崎煌代、濱口竜介監督らと行った。
岡本は、第79回カンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を日本人で初めて受賞。この日映画上映後に登場すると、観客から日本では異例となるスタンディングオベーションで迎え入れられ「本当にありがとうございます」と感謝した。黒崎は「カンヌの思い出がよみがえってきてうれしかった」と感謝しつつ「あと10分くらいやっていただいてもいいんですけど…尺がありますのでね」と笑いを誘った。
岡本は、撮影を「本当に毎日が楽しい現場だった」と回想。一方で「体重を絞るっていうリクエストが監督から来たので、食事を制限していた。でも監督が横でおいしそうなものを食べたりしているから、『えーっ!?』て思いながらやってました」と明かすと、濱口監督は深々と頭を下げた。
最後に岡本は「私にとって人生を変える1本になった。こんなに素晴らしい映画があるのかと思っております」と充実の表情で語っていた。
岡本は5月に開催されたカンヌ国際映画祭で妊娠7カ月であることを公表しており、この日はふっくらとしたおなかを抱えながら登壇した。
映画の原作は、哲学者の宮野真生子氏と人類学者の磯野真穂氏が病や命について交わした往復書簡を収めた共著となっている。
