モナキ唯一の“コネ加入”ケンケン ヒーロー引退「ご飯を食べない選択をずっと」→華麗にアイドルでカムバック きっかけは元純烈メンバー
4月8日にメジャーデビューする純烈の弟分「モナキ」の正体に迫る緊急連載「何者なんだ!?モナキ!!~純烈弟分の素顔~」。第4回は「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウエレファントとして活躍するも一時は芸能界を離れていたケンケン(29)が半生を振り返る。オーディションを経ていない、メンバー唯一の“特待生”。元純烈の友井雄亮氏が経営する大阪・北新地の焼き肉店「神威」で働いていた元戦隊ヒーローが、芸能界にカムバックした。
◇ ◇
無邪気な雰囲気の愛されキャラ。元戦隊ヒーローながら、一時は芸能界を引退していた出戻りメンバーだ。“コネ加入”とイジられる、オーディション外の人物でもある。
「芸能界の感じはわかっているつもりですし、ツラいことがあるのが当たり前。それでもやりたいと思って、入らせていただきました。人見知りなんですけど、人と関わるのが好きなんだなと感じています」
高3だった2014年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストとなり、芸能界入り。母親の勧めで応募し、華やかな世界に興味があったわけではなかったが、23社からオファーが殺到した。
「いろいろ話す中で、ホリ・エージェンシーのマネジャーさんの熱量に押されて所属を決めました。ジュノンボーイは仮面ライダーや戦隊に出る方がすごく多かったので、この人とだったらなれる気がすると思えて」
すると、16年に「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウエレファント役に抜てきされる、とんとん拍子。着実なステップを踏んだが、気持ちがついていかなかった。
「舐め腐っていて、一緒に頑張ろうと言ってくれていたマネジャーとも仲が悪くなって…。連絡すらもとりたくない状態でした。何も気にせず遊べる周りの友達が羨ましいと感じてしまって、自分は何でこんなに縛られなきゃいけないんだろうって病んでました。更新のタイミングで『もういいです』って、21歳の時に辞めました」
引退状態となり、幼なじみが店長をするラーメン店でバイトをする日々。お金はなく「ご飯を食べない選択をずっと取ってました。バイトはまかないがあるから、それだけ」と生活は一変した。当時、21~22歳。寮で弟と一緒に暮らし「自分の中では楽しかった思い出です。その日楽しいことをやるってことしか考えてなかった。それくらいしか考えることがなかったとも言えますが」と遅れてきた青春を楽しんでいた。
気まぐれに大阪に移住し、特撮の縁で元純烈の友井氏が経営する北新地の焼き肉店に勤めるようになったのは21年3月。純烈や戦隊のファンと触れ合い、気持ちに変化が生まれていった。
「ファンの方と接して、自分が思っている以上に戦隊ヒーローを見て下さっていた時間はすごい思い出なんだと感じました」。人と接する喜びを再認識する中で、純烈関係者を通じてモナキ加入の話が浮上。友井氏に覚悟を告げると「常に感謝の気持ちを忘れずに」と助言を受けたという。
プロデューサーの純烈・酒井一圭からは「お前の役割は突破口。『頭きって、こんにちは!』を大事にしなさい」と特攻隊長を任されている29歳。バイト時代を経て、かつての戦隊ヒーローがアイドルに変身している。
◇ケンケン 1996年7月16日生まれ。福岡県出身。中学1年生で「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募するも年齢制限で落選。高校3年生で再挑戦し、ファイナリストとなる。2016年の「動物戦隊ジュウオウジャー」でタスク/ジュウオウエレファント役を演じ、知名度が上昇。18年には映画「花は咲くか」に主演した。その後、芸能界を引退し、バイト生活に突入。大型自動二輪と特殊小型船舶の資格を所持。モナキでのメンバーカラーはピンク。
