1級建築士!?副課長!?異色経歴のモナキ・サカイJr.が目指す人生の再開発 妻も理解「応援してくれています」
4月8日にメジャーデビューする純烈の弟分「モナキ」の正体に迫る緊急連載「何者なんだ!?モナキ!!~純烈弟分の素顔~」。第3回は、周囲の誰もが「なんでモナキに入ったんだ!?」と首をかしげる異才・サカイJr.(37)を深掘りする。オーディション当時、大手デベロッパー・東京建物で副課長だったエリートはなぜ芸能界に飛び込んだのか。1級建築士の資格を持ち、既婚子持ち。すべてが異色の存在だ。
数年前まで素人だったとは思えない艶がある。プロデューサーの純烈・酒井一圭は、同姓でもあることから「Jr.」の名を与え「『自分より能力がはるかに上のやつ』をいかに雇えるかがテーマ。圧倒的なやつやから。モナキがダメでも『自分と実業していこう』ってことも込みで入れた」とぶっちゃける。衝撃的な経歴の持ち主だ。
オーディション当時は、東京建物の副課長として都市の再開発を手がけていた。年収は余裕で4桁。妻子もいた。なのになぜ、不安定な世界に飛び込んだのか。そこにはメディアアーティストの落合陽一氏が影響しているという。
「会社内で落合さんとAIについて考えるチームがあって、その中ですごく感じたのが『生の体験で感情を揺さぶる』ことはAIがどれだけ進んでも人間にとって普遍的。やっぱりリアルが一番人間の心を揺さぶるし、リアルが一番生きてることを実感できる。今までは組織の中で何かを作っていたんですけど、次の挑戦は個人としてお客さまを笑顔にできる力がほしいと思いました」
会話は理路整然。感情の言語化にたける。
アメリカ・テキサス州生まれ。父親は現地のコンテナ運送会社に勤務していた。小学校の時に来日。駅や商業施設が好きで千葉大の工学部に進学し、都市の街づくり分野で広く知られる小林秀樹教授に学んだ。
大学院まで進み、首席で卒業。鉄道会社に就職し、グループ会社に出向すると相手先の設計会社にボロクソに言われた。
「『発注してるくせに建築のこと何にもわかんないんだな!』ってオフィスに声がとどろくくらい言われて、あまりにも悔しくて。その人が2級建築士だったので、対等に話すには1級建築士を取るしかないと」
1年間、仕事後に学校で深夜0時まで勉強して合格。実力で黙らせると、本社に戻って某温泉駅を手がけるなど受賞歴も持つ。駅ビル、駅ナカ、複合施設…あらゆるジャンルの開発を担当し「複雑な権利者の方が絡んだものを自分は作れるのかと疑問が出てきて」と東京建物に転職。今度は「個人の実力」を見極めるため、SNSで知ったモナキのオーディションを受けた。
10年前に結婚した妻は、キャリアを捨てての衝撃的な芸能界入りを応援してくれているという。「最初はびっくりしてましたけど、自分が今まで何を考えてきたかを一番理解してくれているので、応援してくれています」。高い資質を持ち、何かを成し遂げたら次のステージへと渡り歩く半生。異色のエリートは、芸能の世界でどのように舞うのか。
「デジタルが当たり前になって、アナログが実は一番新しいんじゃないかと思っています。目指すのは『明日を楽しくできるグループ』。モナキもそういう存在になりたいと思っています」
人生の再開発はスタートしたばかりだ。
◆サカイJr.(さかいじゅにあ)1988年12月8日生まれ。アメリカ・テキサス州生まれ東京育ち。千葉大学工学部大学院を首席で卒業。2013年、鉄道会社に就職し、駅舎設計などを担当。鉄道建築分野の受賞歴あり。22年に東京建物に転職。街の大規模再開発事業に携わる。1級建築士、毒物劇物取扱責任者などの資格を所持。特技はプレゼン、ジャグリング。モナキでのイメージカラーは青。
