広瀬すず 対象3作品で初受賞「濃厚な1年だった」ブルーリボン賞主演女優賞 デビュー13年目「人と話せるようになった」
東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する「第68回ブルーリボン賞」の各賞が27日までに決定した。監督賞は「TOKYOタクシー」の山田洋次監督(94)で、1977年度の「幸福の黄色いハンカチ」以来、48年ぶり3回目の受賞となった。主演男優賞は「宝島」の妻夫木聡(45)が、2010年度の「悪人」に続いて2回目。主演女優賞は、広瀬すず(27)が初受賞で、「片思い世界」「遠い山なみの光」「ゆきてかへらぬ」の3作品が対象となった。授賞式は2月17日に都内で開催される。
ノリノリでポーズを決める姿から充実感が伝わった。対象3作品で主演女優賞に輝いた広瀬は「評価していただくのは素直にうれしい。いろんな世代の生き抜いてきた女性たちを演じられた濃厚な1年だった」と手応えを示した。
それぞれの作品で、いずれも印象に残る独特な女性像を熱演。「ハッピーな役があまり多くないので」と苦笑いしつつ、「すごくひかれる3作品だった。この役を演じたらどういう表現ができるか、楽しそうなお話を運よくいただけたので、どれも『すぐにやりたい』と思った」と自ら難役に飛び込んだ。
俳優デビューから13年目を迎えた。進歩したことを問われると「人と話せるようになったこと」と明かす。「20歳でお酒が飲めるようになったのもあって人と話す機会が増えたら(以前は)シャットダウンタイプだったけど、話すことが楽しくなった。人と話せるようになってから(取り組みへの)温度感が高くなった」と実感した。
「それだけで相手の役者さんや監督との距離感も違う。それはすごい大きい」とも振り返る。「以前は距離がある環境を自分で作ってしまっていた。それは人に対しても、役にも作品にもアプローチとして間違っていたんですよね」。俳優として大きな成長を遂げていた。
