侍ジャパン・森下が大谷撃ち!志願ライブBPで夢対決「体験できて良かった」ベネズエラ戦を前に弾み 登板後には抱きつかれ談笑

ライブBPを終え、森下(左)に抱きつく大谷(撮影・伊藤笙子)
打撃練習する森下(共同)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次リーグC組1位の日本は12日(日本時間13日)、ベネズエラと対戦する14日(同15日)の準々決勝に備えて、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで公式練習を行った。全体練習前には森下翔太外野手(25)がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した大谷から中前へ安打性の打球をマーク。5打席に立ち、3三振と力の差も見せつけられた形だが、決戦前にメジャー屈指の剛腕と対戦できたことはプラス。本番ではベネズエラの投手陣を打ち崩す。

 森下が18・44メートル先の大谷と相対した、5打席目だった。外角のスイーパーにバットが止まらず、腰が砕けたように崩れ落ちる。「あそこまでのボールを投げる人は日本に一人もいないです」。そのまま打席付近であおむけになり、“お手上げ”をアピールした。

 他の選手を絶賛することは少ないが、この日ばかりは脱帽。「いや、すごかったです。対戦する前からすごいのは分かってましたけど、体験できて良かったです」。1打席目は直球に手が出ず、天を仰いで見逃し三振。3打席目は3球三振と、5打席で3つの三振を献上した。

 ただ、意地も見せた。3打席目は2球で追い込まれながら、直球に食らいついて中前への一打。マウンドの大谷も打たれた瞬間に思わず「うわっ」と驚くほど、対応力の強さを示した。守備範囲の広い中堅手なら捕れている可能性もあるが、「ヒット扱いにしてくれました」と笑顔。メニュー消化後には大谷から抱きつかれ、談笑した。

 ここまで1次リーグの4試合の主戦場は代打。初見の相手がほとんどだけに、世界でもトップクラスの投球を見られたことに価値がある。それも志願してのこと。「目の慣れしかないと思う。見たまんまですごいですよ。球速、キレ」。今後も切り札として勝負どころでの一本に期待されるが、大谷以上の投手は来ないと思えば、少しは気が楽になるだろう。

 11日にはローンデポ・パークでドミニカ共和国とベネズエラの一戦を坂本、佐藤輝と視察。球場の熱狂ぶり、両国の強さをスタンドから目の当たりにした。「シンプルに強いなと。打線がやっぱり厚いし、乗せたら怖いチームなのかなと思います」。相手の勢いを止め、自軍に流れを呼び込むのも代打の役割。熱戦を見届け、さらに力が湧いてきた。

 このチームで戦えるのも最大で残り3試合。大谷との交流も増え、貴重な時間を大切に過ごしている。「日本と違う」と感じた球場でも森下なら本来の実力を発揮できるはず。前回大会の胴上げ投手から放った一打を自信に変え、本番でもあっと驚かせる一本を打つ。

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