加賀まりこ「カットがかかってほしくない」ぐらい恍惚「唯一、彼」伝説の名シーンもアドリブ「今まで会った中ではいない」
フジテレビ系「池上彰&加藤浩次 昭和100年SP 決定的映像!心に刻まれた100人」が25日に放送され、ジャーナリストの池上彰氏、タレント・加藤浩次、宮司愛海アナウンサーがMCを務めた。
“昭和100年”を記念し、芸能、事件、スポーツなどの報道から「心に刻まれた」100人をとりあげていく。
数々の名シーンを演じた俳優として松田優作さんがランクイン。ハリウッド映画「ブラック・レイン」などの名演も知られるが、刑事ドラマ「太陽にほえろ!」では「なんじゃ、こりゃあ!」と叫ぶ殉職シーンが人々の脳裏に深く刻み込まれた。
当時の台本には「バカだなァお前は…」と記されていたが、松田さんが斜線を引いた上で、横に「ナンジャーこれは」と書き直しており、伝説のシーンはアドリブによるものだったことが明かされた。
女優・加賀まりこは「もう、この人(松田さん)と一緒の場面を撮ってるときは監督の『カット!』の声がかかってほしくないの。ほんとに。そのぐらい素敵。もう抱かれてる感じ。(他には)いない。いない。あたしは、もう唯一、彼しか。今まで会った中ではいない」と振り返っていた。
