里見浩太朗&天童よしみ 橋幸夫さん追悼「仲間が欠けるのは寂しい」「残念極まる」
俳優の里見浩太朗(88)と歌手の天童よしみ(70)が8日、都内で、BS10プレミアム新番組「歌聖へのラブレター」(初回は10月4日)の初回収録を行い、取材会を開催した。4日に肺炎で死去した歌手の橋幸夫さんを追悼した。
同じ昭和という時代を駆け抜けたスターの訃報に際し、里見は「橋君とは直接仕事したことはないけど、一人の大きな歌い手さんが消えた。僕は御三家のあとの二人とも一緒に仕事したことがあるけど、寂しがっているだろうなって。一緒に仕事をしてきた仲間が欠けるというのは寂しいものだ。僕だけでなく、ファンの方ももちろん寂しくて、もう一度元気に歌ってくれる姿を見たいなと思っていると思います」とコメントした。
一方の天童は「橋幸夫さんの作品全てが大好きで、デビュー曲の潮来笠は私が5歳の時。衝撃的なデビューをされて、今日まで本当に命ギリギリ歌いきった橋先輩。残念極まりますし、体調を崩すような結果になったとは夢にも思わなかった」と無念の思いを口に。過去に番組で橋さんと「潮来笠」を一緒に歌唱した経験もあり、「すごく緊張しながらも橋さんのお顔を見つめながら歌わせていただいた思い出が蘇ってくる。歌ってこれからも皆さんを元気づけてもらいたかったと思います」と悔やんだ。
