ザ・ぼんち 橋幸夫さんに感謝「助けてくださった」 モノマネ大ヒットし漫才ブームけん引

 「いつでも夢を」「潮来笠」などのヒット曲で知られ、俳優としても活躍した橋幸夫(はし・ゆきお=本名・橋幸男)さんが、4日午後11時48分、肺炎のため東京都の病院で死去していたことが5日、分かった。橋幸夫さんの訃報を受け、親交の深い芸能人らから追悼の声が次々と寄せられた。

 漫才コンビ、ザ・ぼんちは橋幸夫さんに「世に出る時も、橋先輩のネタがぼんちを助けてくださった」と感謝した。

 ぼんちおさむ(72)が、橋さんが「潮来笠」を歌唱する様子をモノマネ、「あれ~?」と首をひねるギャグが大ヒットし、漫才ブームをけん引した。おさむは「お疲れ様でした。そしてありがとうございました。漫才ブームのきっかけを橋さんのモノマネで作る事が出来ました」と礼を述べた。

 相方の里見まさと(73)と開いた1981年の日本武道館でのコンサートにも橋さんがゲスト出演したことを「ぼんちの漫才を舞台袖でニコニコしながら見てくれてましたね」と回想。「僕の頭のなかにはずーと橋幸夫は生き続けています」と追悼した。まさとも「めちゃくちゃ優しい方でした」と語った。

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