「四天王」三田明 橋幸夫さん死去に呆然「頭が真っ白、兄のように慕っていた」

 「いつでも夢を」「潮来笠」などのヒット曲で知られ、俳優としても活躍した橋幸夫(はし・ゆきお=本名・橋幸男)さんが、4日午後11時48分、肺炎のため東京都の病院で死去していたことが5日、分かった。橋幸夫さんの訃報を受け、親交の深い芸能人らから追悼の声が次々と寄せられた。

 昭和30年代に橋さん、故西郷輝彦さん、舟木一夫と「四天王」「ビッグ4」と称される人気を誇った。歌手の三田明(78)は、「突然のことで頭が真っ白です」と呆然とする思いを吐露した。

 三田と橋さんは、作曲家の故・吉田正さんの門下生。三田は兄弟子の橋さんを本当の兄のように慕ったという。橋幸夫さんのコンサートに前座で出演するなど、芸能界入り直後から交流があった。

 「芸能界に入り、兄のように慕っていた橋幸夫先輩ともうお会い出来ないとは…いまだ整理がついておらず言葉も見つかりません。心よりお悔やみ申し上げます」と唇をかんだ三田。2週間ほど前に橋さんの病院へ見舞いに行ったのが、対面した最後となったという。

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