“BTSの生みの親”バン・シヒョク会長の警察調査に続き 国税庁がHYBEの税務調査に着手と現地で報道

 “BTSの生みの親”である芸能プロダクション・HYBE創設者のバン・シヒョク会長が最近、詐欺的不正取引容疑で警察から捜査を受けることになったと伝えられる中、国税庁がHYBEの税務調査に着手したと29日、現地メディアのJTBCなどが報じた。

 同メディアは現地警察が24日、HYBE本社を押収捜索したのに続き、国税庁も税務調査に取り掛かったとみられると伝えた。

 記事によると国税庁はこの日、ソウルにあるHYBE本社へ職員を派遣し、書類などを確保中だと伝えたという。

 これに先立ち、国税庁は最近「株式市場の不公正脱税者に対して、大々的に税務調査に乗り出した」と明言し、株式市場における小口株主の利益を侵害した計27企業、および関係者を調査すると伝えていた。

 バン会長は2019年から20年まで、HYBEの企業公開(IPO)を準備しながら、投資家たちに「上場計画がない」と案内した疑いが持たれている。また知人が設立した、プライベート・エクイティ・ファンド(PEF:非公開株式への投資を行うファンド)に、既存投資家のHYBE株式を売却するよう誘導し、当該PEFと売却差益の30%を共有する契約を結んだとされている。この契約内容は、HYBEの証券申告書に記載されておらず、バン会長がPEFから精算された利益共有分は、4000億ウォン(約400億円)にも達すると報じられた。

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