グループ名を一時的に、ＮＪＺ（エヌジェイジー）へ「変更宣言」した韓国のガールズグループ・ＮｅｗＪｅａｎｓが１９日、現地で５個の音楽団体から批判声明を受け、メンバーの両親がインスタグラムでコメントを発表した。

　韓国芸能マネジメント連合、韓国芸能制作社協会、韓国音楽レーベル産業協会、韓国レコード産業協会、韓国音楽コンテンツ協会は、この日「Ｋ－ＰＯＰ産業の健全で持続可能な発展のため、一部の企画会社とアーティストたちには、根拠のない世論調査を武器に、自身の利益を貫こうとする行為を中断するよう、国会と政府には主な争いの原因となるタンパリング（交渉資格のない者に対して、所属チームの合意なしに他チームが接触し、違法に交渉を行うこと）撲滅のための、政策支援を進めることを切に訴える」と伝え、ＮｅｗＪｅａｎｓとアドア（ＡＤＯＲ）の対立に言及した。

　この声明文に対して、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの両親はインスタグラムで「５つの団体が、メディアを通して告発文書を配布したのを見た」「仮処分および、本案関連期日が開始前であることを知らないはずがないのに、確定していない事実を既成事実化し、裁判の公正性を損なう発言をしたという点が残念だ」と明かした。

　そして「この事件は、あくまでも所属芸能人を不当に扱った、特定の芸能事務所と特定の所属芸能人の紛争であり、Ｋ－ＰＯＰ産業全般に影響をおよぼすものではない」と強調。

　続けて「『コンプレックスコン香港２０２５』の関係者から、ＨＹＢＥのバン・シヒョク会長がアメリカの関係者へ直接電話をかけ、ＮＪＺメンバーの公演を白紙にするよう進言したと聞いた」と、５団体の声明発表が、バン・シヒョク会長と関連しているのではと推測し、怒りをにじませた。