韓国で小学校教師と教え子の恋愛WEB漫画のドラマ化計画 教育業界が猛反発で制作も漫画販売も中止に

 韓国のウェブ漫画「私の愛する小学生」を、現地でドラマ化するというニュースが伝わり、教育業界が猛反発したと2日に報じられ、その後ドラマ制作の中断とウェブ漫画の販売中止が決定したと4日、現地メディアのTHE FACTなどが報じた。

 同作は、小学校教師になった日に彼氏に振られた女性が、オンラインゲームで知り合った相手が、自身の勤める小学校の教え子だと知りながらも心を奪われていく物語で、2015年の連載当初より児童の性的対象化、教育倫理違反、“ロリータコード”問題などの指摘を受けていたという。

 そして最近になり、ドラマ化計画の一報が流れると、韓国の教員団体が「グルーミング(性的虐待を目的に、手なずけること)犯罪を美化している」「教師と生徒間の信頼を損なう危険なアプローチ」と声明を発表した。

 論争が広がりを見せると、同ドラマの制作を予定していたメタニューラインが、自社ホームページで「社会的憂慮を重く受け止め、該当作品の映像化を全面的に白紙にする」と公式に発表。

 さらに、該当作品を販売していた各種コンテンツ業界も素早い動きを見せ、軒並み販売を中止し、検索ブロックまで実施したこと伝えた。

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