YOSHIKIが人生初の畑仕事 日本産ワインプロジェクト始動で北海道訪問 演奏と「動作が似ている」
X JAPANのYOSHIKIが30日、自身が手がけるワインブランド「Y by YOSHIKI」の初の日本産ワインプロジェクトを始動させ、生産地に選んだ北海道・余市を訪問。4000平米の自分専用のワイン畑に自らくわ入れをし、苗植えを行った。
09年からスタートしたワインプロジェクトで、15年間で6シリーズを作ってきた。10年前から日本のワインに興味があったといい、ワインシーンをけん引する「ドメーヌ・タカヒコ」の曽我貴彦氏と提携を結び、世界に通用する日本発のワイン作りに乗り出した。
土ぼこりを散らしながら、トラクターに乗って広大な畑に登場。長靴を履いてパンツの裾を土で汚しながら、人生初の畑仕事に挑んだ。海も見渡せる開放的なロケーションで作業を行い、「とてもすてきな景色でワイン造りに来たけど、作曲もできそう」と笑顔を見せた。
畑仕事のイメージはないが、「意外に畑仕事ができそうだなと。(足で土にくわを入れる作業が)ドラムをキックする動作と似ていて、培ってきた経験が役立った」と独特な感性でコメント。ワイン造りの魅力を「作る作業は地道だけど、昔から刺激的」と熱弁した。
自身専用のワイン畑には、1191本のピノ・ノワールを植える。収穫は2年後の10月で、28年にワインがリリースされる予定。収穫まで様子を見に通うつもりで、「やるからには、日本発の世界一のワインを目指します。自信はあります」と大きな野望を掲げた。
