大物ミュージシャンが「ひどい難聴」を告白 人間ドックで判明「何も聞こえませんでしたか?って」
フジテレビ系「ボクらの時代」が4日に放送された。
この日は、タレント・三宅裕司(74)、俳優・石倉三郎(78)、ミュージシャンで俳優の寺尾聰(77)が出演した。
三宅が石倉に「若いですよね?」と話しかけると、石倉は「もうジジイだよ本当に」と返答。寺尾は「77(歳)だからまだ俺の方が若い」と笑みを見せた。
石倉が「分からないんだよね。元気というのは。全然普通だから。人間ドックなんて行ったことないしね」と話すと、寺尾は「行かなきゃ。いや、行かなきゃ。人間ドックって面白いよ。もう、いろんな検査をする」と力説。
つづけて、寺尾は「すっごい面白いよ。俺は目が今、(視力)1・2と1・5なわけ。ただ、耳の検査になったとき、電話ボックスみたいな小さいとこ入って持たされてさ。音が鳴ったら押してくださいって。(しばらくして)『何も聞こえませんでしたか?』って。1回も押さないまま。ひどい難聴でさ」と打ち明けた。
寺尾は大ヒット曲「ルビーの指環」で知られるミュージシャンとしても活動するが「バンドやってる仲間のほとんど、8割以上がみんな難聴。たぶん、僕らの世代はウォークマンから始まってる。イヤホンが悪いっていう説もあるし、電気楽器の大きいのとが悪いって説も、いろんな説があるけど。いずれにしても悪いことは悪いから」と話した。
さらに、困っていることとして「今は一番困るのはお芝居するとき。ちょっと横向いたり、後ろを向かれた日には…。今、若い俳優さんはマイクで拾う活用の仕方がうまいから。小さい声でやった方が映った時の感情がすごく見えるんで。僕ら大きい声で。舞台なんか特に大きい声。それで慣れてるから。後ろ向かれてなんか言われても『え?』って。前向いてれば、口の動きで言い終わったなってのが分かって『そうですね』って言えるけど」と話していた。
