故キム・セロンさん遺族 キム・スヒョンを児童福祉法違反と誣告罪で告訴したと記者会見で発表
韓国女優の故キム・セロンさん(当時24歳)の遺族らが7日、ソウルの某所で「キム・スヒョンの重大犯罪を暴露する」として記者会見を開き、故人が未成年時の交際相手だったと主張している俳優のキム・スヒョンを、告訴することを発表した。
セロンさん遺族の法定代理人・ブ・ジソク弁護士は「キム・セロンさんが、未成年時にキム・スヒョンと交際していたという証拠を提示することで、論争に終止符を打とうとしたが、戻ってきたのは、遺族側を相手に120億ウォン(約12億円)規模の損害賠償訴訟および告訴、そして『キム・セロンさんとは、未成年時に交際していない』という嘘を貫き『捜査機関を通して、真実を立証する』という、キム・スヒョンの記者会見だった」と説明した。
また「遺族側は誠実に調査に臨み、捜査機関が要求する全ての資料を提供したが、キム・スヒョンは『証拠が捏造(ねつぞう)された』という主張を繰り返し、遺族側に対する告訴を乱発している」「最近、遺族側を助けようとする情報提供者が『重要な証拠を、数十億ウォンで買い取る』と懐柔され、これを拒否すると、情報提供者の身辺に重大な脅威が加えられるようになった」と主張した。
その上でブ・ジソク弁護士は「無対応を原則としていたが、遺族側がキム・スヒョンを児童福祉法違反および、虚偽告訴罪で告訴状を提出した」と明らかにした。「遺族側はキム・スヒョンが、キム・セロンさんが中学2年生の冬休みからわいせつ行為をさせたり、性的虐待行為をしたことを確認し、告訴した」と説明した。
これに先立ち、キム・セロンさんの遺族はYouTubeチャンネル「カロセロ(縦横)研究所」を通して、故人が未成年時からキム・スヒョンと6年間交際していたと主張。またセロンさんの飲酒運転事故当時、所属事務所の不当な対応を問題視していた。
これに対してキム・スヒョンは3月に記者会見を行い「キム・セロンさんが成人してから交際した」と未成年時の交際疑惑を、涙ながらに否定した。
