BS-TBS グルメ関連番組増加は「たまたま」不定期「昼酒」レギュラー化は「夜飲む番組はいくつかあるので…」
TBSの定例社長会見が27日、都内の同局で開催。BS-TBSの伊佐野英樹社長は不定期放送だった「カンニング竹山の昼酒は人生の味。」(月曜、後11・00)のレギュラー化や、27日スタートのグルメドラマ「すぱいす。」(木曜、後11・00)などでますます飲食の色が濃くなる4月期の編成について言及した。
同局では「吉田類の酒場放浪記」や「町中華で飲ろうぜ」といった名物グルメ番組が豊富にそろっているが、「昼酒」がレギュラー化に至った経緯について伊佐野社長は「夜飲む番組はいくつかありますので、昼は初めてなんでこれは新しいと思って」と回答した。
飲食の色濃い編成については「タイムテーブルを作る上で念頭に置いていることが『ここにしかない世界を皆で作っていこう』と話している。それはやっぱり見てくれる皆さまに人生の楽しみ方を提案しようじゃないかというコンセプトでやってる」とし、「どんどん提案してって、その中にたまたま飲食が割合的に増えているところが若干あるかもしれない」と説明。「他のものが出てきたら随時取り入れていこうかなと思ってますので、ますます飲食を拡大せよ、とかそういう方針は特にございません」と苦笑いで続けた。
番組はカンニング竹山が撮影現場で出会った人々に突然声をかけて一緒にお酒を飲みながら人生を深掘る「昼呑みドキュメンタリー」。
竹山自ら立ち上げに関わった企画とあって、伊佐野社長は「『吉田類さんや玉袋筋太郎さんの人気番組が並ぶ黄金の月曜日に迷惑をかけないように頑張ります』と、若干のプレッシャーを感じているようでございます」と謙虚な竹山のコメントも紹介した。