TBS「報道特集」山本恵里伽アナ「若手の頃」感じた違和感 「フジテレビだけの問題ではない」と男性キャスター

 TBS「報道特集」が1日、放送され、キャスターの山本恵里伽アナウンサーが、中居正広氏と女性トラブルをめぐる一連の報道で、「テレビ局で働く女性に対するイメージが明らかに悪くなっている」と語った。

 この日は、山本アナが元新聞記者の女性らに取材をした様子が放送された。VTRの後、「今回、女性記者3人にお話をうかがいましたが、新聞社のお2人が、『テレビ局は特にルッキズムの価値観が強い』とおっしゃっていた。確かに私自身、見た目について言及されること、多々ありますし、若手のころはそういったことに、強い拒否感と違和感を覚えていた。だけれども、入社して10年近く経った今は、何も感じなくなってることに気がついたんです。もしかしたら私もそういった価値観を醸成する一人になっているかもしれない、と今回の取材で感じました」と語った。

 そして「この一連の報道で、テレビ局で働く女性に対するイメージが明らかに悪くなっていると思います。でもそれが全てではないですし、そういった目を向けられることに傷ついている人たちがいるんだよ、っていうことを皆さんには知っていただきたいと思います」とも語った。

 社会部の記者や現場ディレクターなどを経験した村瀬健介キャスターは「私自身も、事件記者をやっていた経験がありますけれど、同僚の女性記者がいやな思いをしていることになんとなく気付いていながら、そのことに真剣に向き合ってこなかった、という面があったと思う。この問題は“フジテレビ問題”という言われ方をしますが、決してフジテレビだけの問題ではないと思います。これを私たち業界全体が変わるきっかけにしなければいけないと思います」と話した。

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