俳優の福原遥（２５）と水上恒司（２４）が１７日、大阪市内でＷ主演を務めた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の公開記念舞台あいさつに出席した。

　同映画はＳＮＳなどで「とにかく泣ける」と話題になり、シリーズ累計発行部数９０万部を突破した同名小説が原作。１９４５年の日本にタイムスリップした現代の女子高生（福原）と特攻隊員（水上）の恋物語を描く。福原は「日々過ごせていることが当たり前じゃないと感じて、一日一日を丁寧に、大切な人をもっと大事にしようと思える作品になった」と思いを寄せた。

　大阪での思い出を問われた水上は「僕はメッセンジャーの黒田（有）さんですね」と即答。黒田とはＮＨＫ連続テレビ小説「ブギウギ」で共演中で「本当に優しい方で面白いです」と話した。また、福原も黒田と親交があるといい、水上は「僕らの共通のおじさんは黒田さん」と笑いを誘った。

　その後、来場者からの質問コーナーも開催。付き合って８カ月になる彼氏がいるという女性から「クリスマスイブに彼氏と一緒に見に行こうと思うのですが、どうでしょうか？」との質問が飛び出すと、福原は「是非！」と笑顔。水上も「８カ月なんだね、何とも言えない数字ですけど」とこぼしつつ「大事な人と見に行きたいと思ってもらえるように（映画を）作っているのでうれしいです」と背中を押していた。