「鎌倉殿」刺客トウのラストに実衣・宮澤エマ「天国と地獄がある」

 山本千尋
 「鎌倉殿の13人」公式インスタグラム@nhk_kamakuradono13より
2枚

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で刺客・トウを演じた女優・山本千尋が27日、NHK総合「グランドフィナーレ~『鎌倉殿』の最後の一日~」に出演し、ラストシーンへの思いを語った。同番組は「鎌倉殿」の最終回が放送された今月18日に神奈川・鎌倉市の鎌倉女子大学で開催されたイベント「『鎌倉殿の13人』グランドフィナーレ」の様子を伝えたものだった。

 それぞれのキャラクターの“その後”が描かれた最終回でトウは北条政子(小池栄子)の依頼を受けて、子どもたちに剣術を教える先生となった姿が伝えられていた。山本は「トウはハッピーな最後を(脚本の)三谷(幸喜)さんが書いてくださって」と感謝。トウの教え子が13人だったことを明かし「『トウちゃんの13人』になってるっていう」と笑顔で語った。

 実衣役の宮澤エマは「これだけのストーリーの中で未来というか平和の象徴でもある。ここまで殺しを重ねてきた人でも生きられる鎌倉になってるんだなって」とトウのラストシーンに感慨。「すごくほのぼのしてて、地獄と天国が両方あるエピソードだなと思いました」と「鎌倉殿」らしさを実感していた。

 トウは、梶原景時(中村獅童)の命令を受けた善児(梶原善)が、伊豆・修善寺に流されていた源範頼(迫田孝也)を暗殺した際に、巻き込まれた家族の娘だった。善児に育てられたトウは刺客として成長し、源頼家(金子大地)や、その妻せつ、長男一幡を暗殺。頼家襲撃時に深手を負った善児にとどめを刺し、復讐を果たしていた。

 12月21日の「鎌倉殿の13人」公式インスタグラムには、晴れやかな笑顔を見せるトウの画像が掲載されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス