加山雄三「人生の三冠(感)王の心は大切」と歓喜 王貞治氏は「お手本」と祝辞

 「服部真二賞」授賞式に出席した加山雄三、高木美帆選手(左から2、4人目)
 自慢の腕時計を披露する加山雄三
 時計型の盾を贈られた加山雄三
3枚

 歌手・加山雄三(85)が28日、音楽やスポーツの若き才能やリーダーを表彰する「第5回服部真二賞」の特別賞に選出され、都内で行われた授賞式に出席した。時計メーカー・セイコーグループの理事長を冠にした賞とあって、時計型の盾を贈られて、「もらっちゃいましたよ!!うれしいね」と喜色満面。「いいことは皆さんのおかげ。失敗は自分のせい。感心、感動、感謝。コレが“人生の三冠(感)王”と言った人がいて、なるほどなと。そういう心は大切」と旬なワードを交えたスピーチで歓喜を表現した。

 セイコー製の腕時計を50年間も愛用していることも告白。「『もっといいのをあげます』と言われても、2万5000円のコレとずっと一緒。深海60メートルに潜ってもスカイダイビングしても無事。上に行こうが下に行こうが圧力の変化も関係ない」と“相棒”への思い入れを示した。

 評議員を務めた王貞治ソフトバンク球団会長(82)からは、「加山さんの元気な姿を見させていただいた。人生100年時代の先頭を切ってる人で、お手本です」と祝辞を向けられていた。

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