浜田敬子氏 フィギュアの年齢引き上げ「ロシアは何をしてくるかというと」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショーが23日、北京五輪に出場したフィギュア女子のワリエワ(ROC)のドーピング問題をきっかけに国際スケート連盟(ISU)がフィギュアのシニア大会の年齢制限の引き上げを検討しているが、ロシアが反対していることを伝えた。元「AERA」編集長のジャーナリスト・浜田敬子氏は「もちろん年齢制限の再考ということも必要だと思うが、年齢制限だけでいいのかとも思う」と警鐘を鳴らした。

 番組では、ISUがフィギュアのシニア大会の年齢制限について、現在の「15歳以上」から「17歳以上」に引き上げる案を6月の総会で議題にすることを明かしたと報道。また、ロシアのスポーツ大臣がロシア国営テレビのインタビューに「ISUがシニアの年齢制限の引き上げを検討しているが、これは選手の保護とは関係ない。ISUの決定を尊重するが、現在の年齢制限(15歳以上)を維持する十分な論拠がある」などと答えたことも伝えた。

 浜田氏は「もちろん年齢制限の再考ということも必要だと思うんですけど、今のより高くより多く回る方が加点が高くなるというジャンプ重視の評価基準を、こちらも見直していかないと」と、根本的なところから変える必要があると持論。

 「例えば年齢が16歳とか17歳に上がったとしても、じゃあ今度ロシアは何をしてくるかというと、例えば女性であれば多少成長を遅らせるみたいな。女性ホルモンをコントロールしたりとか、厳しい食事制限をして体重をすごく厳しく制限する」と予測。

 ソチ五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤが摂食障害を理由に19歳で引退した例を挙げ「そういった、その後の体の発育にものすごく大きな影響を及ぼすんじゃないかなと思う。なのでやはり、年齢制限だけでいいのかとも思う」と問題提起した。

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