阪神・立石 デビューから6戦連続安打ならず 「勉強かなと思います」沢村賞・伊藤に4の0 初めて見逃し三振も

 8回、伊藤(手前)の前に見逃し三振に倒れる立石(撮影・立川洋一郎)
 2回、細川の打球をフェンス際でキャッチする立石
2枚

 「阪神0-4日本ハム」(26日、甲子園球場)

 「日本生命セ・パ交流戦2026」が開幕。阪神は新庄剛志監督(54)率いる日本ハムに零敗で連勝は5でストップし、2年ぶりの交流戦黒星スタートとなった。デビューから5試合連続安打中だったドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=はエース・伊藤の前に4打数無安打。この悔しさを、飛躍への力に変える。

 球審がストライクのコールをすると、甲子園が大きなため息に包まれた。立石は少しの時間、バッターボックスに立ち尽くした後、悔しさを押し殺しながらゆっくりとベンチへ下がった。

 相手先発伊藤の前に、3打数無安打で迎えた八回。2死一塁で打席に立った。2球連続で外角の変化球にバットが空を切ると、最後は直球に手が出ず。勝負は3球で決まった。プロで初めて喫した見逃し三振。「最後になって変な力みとか、焦りが出た部分もあった。勉強かなと思います」と唇をかんだ。

 この日は4打数無安打。19日の中日戦(倉敷)でデビューを果たしてから、5戦連続安打を放っていたが、ついにストップ。1981年に巨人・原辰徳が記録していた、6試合連続安打のセ・リーグ記録にあと一歩届かなかった。

 完敗だった。昨年の沢村賞投手で、今春のWBCで侍ジャパンにも選出された右腕との対戦。ここ3試合1番での起用が続いた中で、この日は初めて2番に入った。ただ、第1、2打席目と詰まらされての凡打。六回の第3打席は追い込まれてから懸命に粘ったが、最後は空振り三振に終わった。

 1軍デビューから、わずか1週間にして、球界を代表する投手との貴重なマッチアップ。「伊藤さんも何球か甘いボールもあったと思う。(ボールに振り負けない)パワーがなかった」と脱帽だった。藤川監督は「現役生活でいろんな投手と対戦していく。日々勝負ですから」と、ここからの成長に期待を寄せた。

 またこの日は、甲子園で初めて三塁の守備にも就いた。二回には2死一、二塁のピンチで、ファウルゾーンへの飛球をフェンスに激突しながらもキャッチ。ガッツあふれるプレーに、マウンドの西勇も拍手を送った。「ゴロの守備機会はなかったですけど、しっかり集中して守れたと思います」と振り返った。

 鮮烈デビューを飾ってきた立石の快音は止まったが、まだ1試合。長いペナントレースは続いていく。「もったいない打席もあったので、しっかり反省してから寝ようと思います」。ルーキーは気持ちを新たに、再進撃を開始する。

 ◆セ界トップタイならず… 阪神・立石が出場6試合目でプロ初の無安打。この日の日本ハム戦で安打を記録していれば、新人デビュー戦から6試合連続安打となり、セ・リーグでは1981年・原辰徳(巨人)と並ぶ最長となっていた。なお、NPB最長は50年・伊藤利夫(近鉄)と23年・加藤豪将(日本ハム)の10試合連続。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス