「煙のないマウンテンリゾート」誕生! 紙巻きたばこ禁止 山形県蔵王温泉スキー場

 新設された加熱式たばこ専用室を披露する伊東秀人氏(左端)、上村愛子さん(右端)と関係者=山形・蔵王温泉スキー場
 ゲレンデを滑走して登場した伊東氏(左)と上村さん
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 日本最大級のスケールを誇る山形県の山形蔵王温泉スキー場が、16日に「煙のないマウンテンリゾート」として新たなスタートを切った。エリア内での燃焼を伴う紙巻きたばこを禁止し、加熱式たばこのみとすることで“煙のない”より快適な環境のリゾートとなった。

 今回の試みは、フィリップモリスジャパンの協力で実現した。同社は「煙のない社会」の実現をビジョンに掲げ、全国の観光地や地域を代表する施設を対象に、受動喫煙などの課題解決を目的としたプロジェクト「煙のないランドマーク」を推進。加熱式たばこ専用室・エリア設置のサポートなどを行っている。今回も、スキー場施設内8カ所と蔵王温泉タウンエリア2カ所の加熱式たばこ専用室の設置に協力した。

 スタートに際し行われた発表会には、元スキーモーグル日本代表の上村愛子さん(42)、地元在住の元アルペンスキー日本代表の伊東秀人氏(55)が登場。上村さんは「スキーをしていても、たばこの煙のニオイがしてきたことがあった。誰でも安全、安心に楽しめる状態になることは、すばらしい取り組みだと思う」とより快適なゲレンデの誕生を喜んだ。

 また、フィリップモリスジャパンの小林献一副社長は、今回の協力をきっかけに「この取り組みが全国へ広がっていくこと期待している」と語った。

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