大みそかに放送される「第７２回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・３０）の出場歌手４３組と特別企画枠１組が１９日、発表された。

　今年のテーマ「カラフル」の特別企画として、歌手の松平健（６７）が出場し「マツケンサンバ２」を歌唱する。紅白演出側は、東京五輪の際にＳＮＳで巻き起こった“マツケンサンバ待望論”が選定理由の一つとした。一坊寺剛ＣＰは「マツケンサンバの待望論がＳＮＳ界隈で起きたのは想像していなかったこと。そういう声が集まって“ムーブメント”になった」と説明した。

　東京五輪・パラ五輪で歌唱したアーティスト勢も出場が決定。東京五輪で国歌独唱を務めたＭＩＳＩＡ（４３）は４年連続６回目、パラ五輪の開会式に出演した布袋寅泰（５９）は“初出場”する。同ＣＰは布袋について「これまでもギタリストとして出場していたが、ぜひとも一アーティストとしてご出演頂きたいと思った」と選定理由を説明した。